よく病院などで○○の筋肉をつけるよう言われると思いますが、実際年をとってから筋肉をつけるのは大変なことです。
そこでどうすれば比較的簡単に筋肉をつけることができるか。
「筋トレ」とは、筋肉を太くする“あるホルモン”を出させることです。
そのホルモンとは、「成長ホルモン」です。成長ホルモンは、筋肉などを成長させるホルモンです。
本来、重い負荷がかかるキツイ運動をしないと、このホルモンはでません。
しかし、軽い負荷でも“ある工夫”を加えると、重い負荷に匹敵するほど多く出ます。
ある工夫とは、「ゆっくりな動き」。軽い負荷でも動きをゆっくりにすれば、成長ホルモンが出て筋肉を太くすることができるのです。
ゆっくりとした動きで筋トレをすることを「スロートレーニング」と言います。
筋肉の力の出し方を、筋電図という装置を使って調べると、通常のスクワットでは、筋肉はとぎれとぎれに力を出し、
スローのスクワットでは、筋肉は途切れることなくずーっと力を出し続けていたそうです。
なぜスロートレーニングは、成長ホルモンを出すことができるのか?
筋肉が力を出し続けている状態
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筋肉内の血管が圧迫され続け、血行不良の状態が続きます
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血行不良になると、筋肉では酸素が不足します。
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筋肉は無酸素運動(負荷の大きな運動。酸素を使わず乳酸がたまる運動)によく似た状態になります。このため乳酸が蓄積し、筋肉は腫れ、脳へ信号が送られます。これによって、成長ホルモンが分泌されます。その結果、筋肉は太くなります。
研究者の話
スローで筋トレを行うと、筋肉が太くなる効果が高まることは、昔から経験的に知られていました。最近の研究で、スロートレーニングの効果を科学的に
実証し、またそのメカニズムをつきとめました。
スロートレーニングは、負荷が小さくて済むトレーニングなので、高齢者にはもちろん、腰痛やヒザが痛い人にも行いやすいものです。
血圧があがりやすく通常の筋トレに不向きとされてきた高血圧や、動脈硬化の進んだ人にも同様です。
成長ホルモンには、組織を成長させ、新しくする効果があるため、体を動かすために大切な腱やじん帯、骨を丈夫にする効果もあります。骨粗しょう症の
予防にもなります。また、新陳代謝を高める効果もあるとも言われています。

